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RYOKO KUBOTA
PHOTOGRAPHY
Fine Art
Street Photography
私には深い後悔があります。退院後の母が快適に過ごせるようにと私が奔走している間にあっけなく逝ってしまったからです。もっと一緒の時間を過ごせばよかった。それ以来、私は「一回しかない」時間を逃したくないと強く思うようになりました。一度起こったら元に戻せないことは日常的な場面でもたくさんあります。だから、私はいつでもカメラを手離しません。少しでも気になったものがあると撮らずにはいられないのは一瞬一瞬を大切にしたいからです。なかにはありふれた瞬間だったと思うものもあります。しかし、歳を重ねるうちにいまの私の目線が戻らない大切なものになるかもしれない。いまを大切に生きていくためにも私は自分の日常を切り取り続けたいと思います。
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